PureOrto(ピュアオルト)について
拠点は群馬県の高崎市。関東平野の北西部に位置し、夏は日中がかなり暑くなり、冬は日本海側の季節風が吹き付け、冬野菜はとても甘くなる環境の下、兄妹2人で野菜作りを行ってます。
素直さや純粋(ピュア)な気持ちをいつまでも忘れず、小さな庭園(イタリア語でオルト)で継続して野菜作りを行い、お客様が食卓を通して笑顔や喜び、幸せになってもらえたら嬉しいという願いを込めて『PureOrto(ピュアオルト)』という屋号を名付けました。
季節の移り変わりを伝えたい
野菜は本来、それぞれが持っている特性に合った季節に育つよう、DNAが受け継がれていると思います。
春はデトックス効果のある山菜や苦みのある野菜たち、夏は水分を沢山み体を冷やしてくれる野菜たち、秋は冬になるための準備として糖質の高い野菜や根菜類たち、冬は体を温めてくれる貯蔵ができる野菜たちなど。
これら旬の時期を最大限に生かしてあげることで、さらには、自然の力を最大限生かして育った自然栽培で作られた食材たちは、私たちの体や心をきっと豊かなものにしてくれるに違いありません。
野菜を自分の子供のように可愛がる
弊社で作っている野菜は大体3~4か月、品種によっては半年以上かけてゆっくりと種から収穫まで長い年月をかけて育っていきます。
まるで、子供が大人になるのと同じように…。
ただ、当然ながら、彼らと会話ができるわけではないため、人間側があいさつや言葉をかけてあげることで、より野菜が美味しくなるような気がしますし、彼らの生育状況を見ながら、雑草が多いから草刈りが必要とか、害虫が多いから取り除くことで、なんとなく、彼らが求めていることがわかるような気がします。
とは、言っても、人間が彼らにできることはそう多くないため、近年では気候変動が激しいので、彼らの生命力に対して収穫できることを願いを託しつつ、寄り添い、彼らが枯れていくまでの短い時間ではあるけども、見守ることで私たち人間は大地のエネルギーを体内に取り入れることができます。
そう思うと、子供たちをお客様にお届けする際は、子供を旅に出す気持ちです。
土づくりや種について
どの畑も借りているため、その畑がどのように活用されていたかはそれぞれ異なり、畑によってその年ごとに土づくりに変化をもたらせていきたいと考えてます。
燕麦やソルゴーなどの緑肥をまいたり、マメ科の食材を植え窒素固定させてることで野菜が育つ土台を作っていきます。
種については色々な考え方がありますが、弊社ではまずは作りやすい野菜から始め、固定種、在来種、F1どれも使いながら、お客様に笑顔をお届けできる食材を安定的に作っていきたいと思ってます。
また、今後は少しずつ自家採種などを行うことで、その土地に根付き、生き残る野菜作りも模索して参ります。
収穫及びお届けスケジュールについて
※2024年の出荷については7月~11月までを予定。
※2025年の出荷については7月~翌年1月までを予定。
※2026年の出荷については7月~翌年2月までを予定。
※現在、兄妹2人でできる量の作物を作っています。
また、9月くらいは季節の変わり目で野菜の種類が少なくなる時期となっています。
そのため、場合によっては、野菜の量が少なくなることもありますので、その点はご理解いただけましたら幸いです。
野菜の種類については、収穫状況によって、変わっていきます。
また、他の野菜を植えることも随時行って参りますので、今後をお楽しみ下さい。
7月
ミニトマト
なす
ピーマン
空心菜
じゃがいも
モロヘイヤ
みょうが
バジル
きゅうり
8月
カボチャ(若取り)
オクラ
ツルムラサキ
ピーマン
なす
空心菜
じゃがいも
モロヘイヤ
みょうが
バジル
きゅうり
ミニトマト
青ゆず
9月
なす
ツルムラサキ
空心菜
じゃがいも
オクラ
すくなかぼちゃ
レモングラス
小松菜
水菜
大根葉
かぶの葉
サントウサイ
10月
ツルムラサキ
空心菜
じゃがいも
すくなかぼちゃ
小松菜
大根
かぶ
サントウサイ
水菜
レタス
日野菜かぶ
11月
大根
水菜
サントウサイ
かぶ
白菜
じゃがいも
人参
春菊
ハヤトウリ
その他
12月(2025年以降予定)
大根
かぶ
サントウサイ
白菜
水菜
里芋
玉ねぎ
冬瓜
ゆず
その他
1月(2025年以降予定)
里芋
玉ねぎ
ねぎ
人参
白菜
葉物類
2月(2025年以降予定)
里芋
玉ねぎ
人参
白菜
葉物類
未来に向けて
私たち生産者はこのかけがえのない食をつないでいくために、日々、食材を作り続け、お客様に食べてもらい喜んでもらうことが使命であると思ってます。
どんな環境であろうとも、どんな状況になろうとも、種をまき続けなければ、決して作物を作ることができません。
覚悟を持って農家になった以上、たとえ失敗と思うことがあっても、それは経験の1つにして、再びチャレンジの連続ではあるけども、自分を信じて、道なき道を開拓していきたいと考えてます。