
与久呂農園
岐阜県カンファレンスの舞台の上から、もう一つクイズを出しました。
「地球上で最大の生物は何ですか?」(正解者は、トマト割り増しです!)
(クイズの第一問は、前回の投稿で触れた「この国の過疎地の現状」についてでした)
「最大の生物」
一般常識としては「シロナガスクジラ」ですが・・・
オニナラタケというキノコが、約9.65平方キロメートル(皇居8.5個分)。
重量は最大で35,000トンと推測されて、現在、世界最大の生物とされています。
キノコと言っても、あのお店とかで見かけるシイタケやマツタケのカサの部分は「子実体」というキノコの一部で、ここでいう巨大生物とは「菌糸」となります。
ひとつの山をおおうほどの大きさのその菌糸は、「あっちでイノシシにかじられた」とか「向こうで山火事発生!」などの情報伝達から、
その菌糸につながっている植物や、他のキノコの菌糸とも情報交換していて、
さらに、不足している栄養を届けてあげたり、植物が光合成で作った養分を分配したりしているそうです。
私が畑で手がけている「菌ちゃん農法」もその菌糸の力を借りています。
落ち葉や木の枝やチップなどを畑のウネに入れて、
「菌糸」に適する温度や湿度をしばらく維持(だいたい3ヶ月)すると白い菌糸が発達してきます。
その菌糸は植物の根とつながる一方で「空中窒素固定細菌」(文字通り、大気中の78%を占める窒素を植物が利用できるように固定する細菌)ともつながって、植物の成長に欠かせない窒素を届けてくれます。
そして、その菌糸や細菌は、逆に植物から返礼として(?)
「糖分」が供給されます。
学生時代に始めた有機農法を、10数年前に「無肥料自然栽培」に切りかえたら、
ムシや病気の被害は減りましたが、、、いかんせん 育たない。。。!
特に、玉ねぎ、キャベツ、白菜、ニンニクの様ないわゆる「結球もの」はほとんど売り物にならないレベル(小さい、巻かない…)で、栽培を諦めていました。
そんな中で「菌ちゃん農法」に出会い「結球もの」もバッチリOK!となったのでした。
ところで、この「菌のネットワーク」は、
私たちが今まさに利用している「インターネット」とあまりにも似ていませんか?
実は、それは
「必然!」なのだそうです。
生物の進化の 最も効率的なつながり合いの形態なのだから 「必然!」なのだそうです。。
地球や人類の 危機的な現状の中で
選択すべき「必然的」な道がその様なつながり合いであるなら
農法としても、人とのつながりにおいても、それを具現化していきたいです。
そんなことを考えながら、 感じながら、
土に触れ、野菜に触れていると たまらなく楽しいです!
(シンドイ仕事もちょっと楽になる!?)