ぴたごらファーム
島根県全体公開
霜降-2024-
早い年は奥出雲で霜が観測される暦になりました。冷え込みのあった朝方に、野菜の葉の裏に隠れて寒さを凌いだり、柔らかい新芽の部分を食べようと虫たちが集まっているのを目にします。
少しセンシティブな(繊細な)内容ですが、今回は私達が考える”虫”について書いてみようと思います。
私達も虫は苦手です。
そもそも何故、虫が怖くて苦手なのかを調べてみると本能的に避けるように出来ているらしい。
傷んだ果物や、終わりの近い野菜には虫がついてしまい、無意識にそれを食べないよう距離をとるのかもしれませんね。
自然栽培の視点では
”野菜やお花が虫たちを呼んでいる”
というふうに考えます。
野菜にとっては虫たちが必要な時があるんですね!
畑にいると、どの野菜がいつどんな時にどの虫を呼ぶかは、割りと決まっていることに気づきます。
例えば、ソラマメの栄養の多い場所にはアブラムシが。そのアブラムシを食べるテントウムシが。
菜園をはじめて4年になりますが、虫の名前を知ったり遭遇する回数がふえてくると、過剰に反応する事が少し減ってくるものですね。もちろんまだまだ苦手です。
虫たちとの関係はまだまだ課題が多いです。一緒に暮らしていくのに高い壁がありますね。
ただ、なんやかんやで”たち”はいいですよ。
野菜たち
虫たち
私たち
少し視点が変わります。冬が来ますね。
ぴたごらファーム
古川恭祐