
マナ・ファーム
三重県乱高下する米の値段
こんにちは、お盆に向けて少し涼しい日が増えているように感じています。
昨年一昨年お米の値段がすごく上がりましたね。生産をしていない方はすごく困ったんじゃないかなと思います。
※写真は糀を仕込んだ時の写真です。
自分自身はお米を作っているので困ったと言う事はありませんでしたが購入される方はとても大変だったかなと思います。
お米を値段が上がった事は色々と言われていますけれども
原因は外国の値段とごちゃまぜにすることと
お米の値段農家が決めれないことが1番の問題かなと考えてます。
お米を作ればわかることですが、お米に対して誇るかかるコストは1年の中でそんなに大きくは変わりません。
しかしその中でどれだけの規模で面積でするかによって単価が変わります。
それを正しく計算できる人がいないからなおさらややこしい。農家としての経験と経理がある程度出来ないと理解できない部分が多いと思います。
お米の単価はある程度の面積を多くしていないと低くはなりません。
むしろ小農家であればあるほどそのコストは大きいです。
コストとは時間、手間、機械、ガソリン、農薬、肥料、苗代、様々のものがありますが
それは1年の中でほぼ固定されています。
だからその固定されているものを生産量によって割るわけです。
小農家であろうが大農家であろうが、機械の大小あれども大まかにはかかる時間と手間は大きく変わりません。(工程は同じ)
それが農家でないとわからないので、わからない人がわからない人同士でしゃべっていれば余計に話ややこしくなるのは事実だと思います。
そしてその上でかかるコストは変わらないにしても、相場を決めているのが農家ではない事。
という事はつまりかかってるコストは無視され決められているお金の値段という事です。
相場の値段は大規模農家、つまり北海道とか他の大農家を基準にして取り決めをしている値段だと自分は認識しており
その中にJAが入ったり農協が入ったりして決めている部分もあると思いますが、それは農家をまとめているんでありまして
相場を決めてるのは世界全体であろうかと私は認識します。
そのように指定農家が自立するための自分で自分のコスト生産を考えた上でそれを反映した農作物の値段を決める、その決定権自体が相場で決められるこの矛盾
これが大きな問題ではないでしょうか。
もともと農作物は鮮度が命でありまして、そもそも持ちが良いものではない。
もちろん穀物芋類などはある程度保存は良いとしても、葉物根物果物はそこまで長期保存ができるものではありません。
本来は地産地消が本質で、その値段も地域によって変わってくるものが相場ではないんでしょうか。
日本全体、世界全体で決めること自体がそもそも矛盾を孕んでいます。
そしてその矛盾を社会全体が理解をしていない、値段はどういうものなのか、なぜそうなっているのか、それを深く考えないまでにそれはそれで仕方がないよみたいな風になってるので、何も変わらない。
もしくはその構造自体を変えようとしない、変えられない大きなものでもあるからではないでしょうか。
その矛盾があるからこそビオファームでの取り組みは素晴らしいなぁと自分は思いますね。
何せ今後もお米の値段は恐らく乱高下します。
それは農家を潰すためともいえるんじゃないかなと思いながら見てますが
生産者としてはある程度のコストを消費者として理解した上で買って頂きたいと思うし、消費者としては皆様が安心して買えるお米の値段で落ち着いてくればいいかなと思います。
今日もお読み頂きありがとうございます。
マナ・ファーム市川