
ぴたごらファーム
島根県全体公開
立春-2025-
今朝の奥出雲はマイナス5℃、日中の気温は横ばいのマイナス4℃。
毎年、立春の頃はまだまだ寒さが色濃く残っている印象ですが、今年は極寒の中での春のスタートですね。
特に私が、春に近づいていると感じる事は、日に日に日脚が長くなってきた事でしょうか。
すこし前の冬至頃は17時頃には、辺りがまっ暗になっていたのに、今は18時になっても、薄明るく、山間部の奥出雲は雪が木々を覆って、水墨画の様。
とても美しいです。
大寒の頃、1月の未頃は寒さもゆるんで、今年は早めに畑に入れて、種蒔きや、じゃが芋の植え付けが出来るかなぁと話していたのに、この寒波。。。
畑仕事は例年通り、3月に入ってからになりそうです。
冬の間は、お家仕事の毎日です。
餅つきや、かきもちのお世話、豆やお茶の調整、種の整理などなど。
ちょうどこの時が、手を動かしながら、今年の畑はどうしようと考える時間にもなります。
出来るだけ、この土地、私達に合った作物をつないでいきたいと思っているので、種取りを軸に考えます。
ここに来た年から育てている「八天狗豆」「黒千石豆」「丹波黒豆」「大納言小豆」などは、この土地や私達の育て方に慣れてきてくれたのか、大分安定してきたように思います。
今年もそんな私達の野菜を大切に育ててつないでいきます。
今まで経験した事のないような天候の変化や、猪やアナグマなどに食べられてしまったり、毎年、思いもよらない事が起きますが、過ぎてしまえば、
そんな事もあるよね。
自然だから。
と思えます。
この立春の時期に、今年一年に思いを巡らせています。
みなさんはどんな一年のスタートをきられましたか。
本格的な春が待ち遠しいですね。
ぴたごらファーム
古川和美